2020年に創立50周年を祝い、我々高萩ロータリークラブは、後半世紀に歩みを進めたが、高齢化と会員減少が続いている。その困難な状況の中で大髙司郎ガバナー推挙を決議、前進していこうと決意した歴史あるクラブである。
私は、創立55代目の会長を引き受け、大髙司郎ガバナーと共に地区スローガンと地区目標達成に取り組むことを大変光栄な使命と自覚している。
1971年、私が誕生した5月、創立年度の石平衛会長、田所幸男幹事は、チャーターメンバー23名と共に国際ロータリーの認証状伝達式の開催に取り組んでいた。そして1971年10月、私の母校でもある高萩中学校の体育館で、祝杯を挙げることもなく、質素に国際ロータリーの認証状を授与されたという。先輩諸氏は、洋々たる未来を展望し、地域発展のボランティアの礎を築き、スタートした。
半世紀にわたる先輩各位の歩みと未来に向かう我々の実践を考えるとき、私は第55代高萩ロータリークラブ会長として次のように勘案した。
互いを信じて、
絆と信頼で一心精進
していくクラブ
と、クラブスローガンを樹立する。
ガバナー在籍クラブとして、クラブ全会員が今までにない、一人3役、4役を担わなければならない中、滝徳宗幹事と連携し、ホストクラブとして例年にない大変な事業を遂行していく。
その目標達成によって、クラブが活気に満ち、共感を呼び起こし、お互いを慮り、大髙ガバナー年度の目標 BE THE INSPIRATION “元気な一歩、共に成長するクラブ” を目指していく。そしてステファニーA.アーチックRI会長が方針の一つとして強調している、ビロンギング(帰属感)をクラブ全員が感じてもらえるようにしたいと思う。
ホストクラブとして樹立する目標
〇ホストクラブとして地区の先頭に立って、地区大会の成功を実現する。
〇会員増強・維持に努め、純増10人達成する。
〇入会3年未満の会員をフォローしていく。又、既存会員を含めたオリエンテーションを定期的に開催し、ロータリーの理解を深める。
〇メークアップ、ガバナー公式訪問に同行することによって、他のクラブの良いところを学び、自クラブに取り入れていく。
〇地区の事業に積極的に参加する。
〇クラブ優秀賞の達成
〇ロータアクトの例会に参加、交流を深め、共同の事業活動をしていく。
〇米山奨学生世話クラブとしての活動を継続し、奨学生との交流によって様々なことを学ぶ。
〇衛星クラブ(サテライトクラブ)を立ち上げ、未来のリーダーを育成し、若い会員の情熱、エネルギー、知性を取り入れ、持続可能なプロジェクトを立ち上げて取り組んでいく。(ロータリーマジックの実現)
〇例会プログラムを充実させ、会員が実りある、有意義な時間を送れるようにする。
BE THE INSPIRATION
“元気な一歩、共に成長するクラブ”